NISH

非刺激性・次亜塩素酸ナトリウム“NISH”とは

非刺激性・次亜塩素酸ナトリウム“NISH”は、超低刺激性の次亜塩素酸ナトリウムです。
開発のきっかけとなったのは、いずれ新型ウイルスによるパンデミックが繰り返されるとの思いから、世界の人々にとって安心して使用できる塩素系薬剤ができないかということからでした。
除菌能力だけで比較すると二酸化塩素は非常に強力ですが、刺激性、金属に対する腐食性もその分大きく、この特性は如何ともしがたく、次亜塩素酸ナトリウムも刺激性のあるものですが、不純物の除去と活性化する次亜塩素酸イオンの抑制技術の確立により、超低刺激性という常識を覆す性質があることが発見されました。
それがNISHです。
現在も、より高濃度での超低刺激性を求め研究が続けられており、有効塩素濃度1300ppmでの超低刺激性を確認するに到っております。
さらに、超低刺激性を実現するキーポイント、不純物の除去と活性化する次亜塩素酸イオンの抑制技術の確立は、極めて少ない液剤劣化(長期保存性)、極めて少ない金属腐食という特性も同時に実現しています。

生活環境で安心して使用できる重要性

現在は、新型コロナウイルスによるパンデミックが現実のものとなり、また、ノロウイルスのようなノンエンベロープウイルスにはアルコール製剤が効きにくいことなど、生活環境での感染対策には塩素系薬剤で対応せざるを得ない状況です。
超低刺激性であるNISHは、人々が活動する生活環境で自由に使用することが可能であり、無限大の用途が広がっております。
除菌性能につきましても、有効塩素濃度 110ppmでのウイルス不活化試験 で効果を検証しております。
弱酸性だから安全との根拠のない表記で次亜塩素酸水が販売されている現状において、NISHは、まだまだ認知されておりませんが、今後はこの状況が劇的に変わっていくものと考えております。

有効塩素濃度 1300ppmで超低刺激性を確認

1300ppmに調整したNISHについて、一般財団法人 日本食品分析センターでの以下を確認しています。
1.雌マウスを用いる急性経口毒性試験・・・異常は認められない
  OECDガイドライン420(2001)に準拠し、胃ゾンデを用いての経口投与において、雌マウスについて異常は認められず、LD50値は2000mg/kgを超えるものと評価
2.ウサギを用いる皮膚一次刺激性試験・・・無刺激性
  OECDガイドライン404(2015)に準拠し、ウサギを用いる皮膚一次刺激性試験において、無刺激性と評価
3.ウサギを用いる眼刺激性試験・・・・・・無刺激物
  OECDガイドライン405(2012)に準拠し、ウサギを用いる眼刺激性試験において、無刺激物と評価

同時に1/10以下の有効塩素濃度110ppmでウイルス不活化試験を実施

一般財団法人 日本食品分析センターで瞬間除菌を確認しています。

「数分後に99.9%以上の除菌」とPRされる液剤がありますが、それでは数分間、除菌したその部分を触れないということになってしまい、現実的には効果を期待できるものではありません。 また、実際の生活環境ではウイルスは空間に浮遊するため、分単位ではなく、ウイルスとの接触と同時(瞬間)に99.99%以上の除菌効果を持っていることが大切なのです。